北朝鮮の地勢・地形

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北朝鮮の地勢

朝鮮半島は地質時代の度重なる地殻運動、浸食、堆積作用などによって山地、平地、渓谷、海岸、高原など変化に富んだ地形となった。国土の略80%は山地で占められており、高山は主に北部と東部にあり山脈は縦横に走っている。

山脈

白頭山から南西方向及び朝鮮南部に向けていくつかの大きな山脈が走り、標高2,000mを越える山岳は100余に達している。最高峰は中国と国境を接する白頭山(2,750m)である。約100万年前の噴火によってできた山で、頂上の噴火口は火口湖となり、天池と呼ばれている。白頭山とともに、金剛山、妙香山、七宝山、など秀麗な山が多く観光資源として日本人にも知られている山がある。

なかでも金剛山は古くから世界に知られた名山であり、1万2,000を数える千姿万態の峰々、奇岩絶壁、無数の滝や淵などは所々の遺跡ともあいまって有数の観光地となっている。

高原

北朝鮮の両江道から慈江道にかけて広がる広大な蓋馬高原、咸鏡北道から両江道にかけて広がる白茂高原、狼林高原などの高地性の地形をなしている。朝鮮半島全体の平均標高は440mであり、標高580m以下の割合は65%である。このため傾斜地が多く国土の56.6%が15度以上の急傾斜地で占められ、5度以下の緩斜地は20%である。

平野

平野は比較的少なく20%である。沖積平野と海成平野は比較的少なく、その大部分は海抜100m以下の低地で、それ以上の地帯は準平原をなし、半島では優勢である。平野は主に西部と南部に広がり、東部には河川の下流に小平野がいくつかあるにすぎない。

西部には平壌平野、竜川平野、雲田平野、ヨルトゥ三千里平野、温泉平野、載寧平野、延白平野、湖南平野など比較的に大きな平野があり、東部には咸興平野、金野平野などがある。

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