北朝鮮の電話は公衆電話が90%以上

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北朝鮮の電話環境

現在北朝鮮には100万回線あまりの電話が設置されているが、実は公共用が90%以上を占めており、個人用電話は10%程度に過ぎない。公衆電話は、平壌・清津等の大都市には市内主要街とデパート・ホテル等に設置されており、その他の市・郡地域には逓信所(韓国の郵便局に該当)に2~3台ずつ架設されているが、郡単位以下の洞・里地域には設置されておらず各種機関や企業所を訪ねて備えつけの台帳に用件を記載し、事務室の電話を利用しなければならない状況にある。

公衆電話の機種は自動交換・手動交換の2種類があり、平壌は自動式だが、その他の地域では相手に接続されてから通話できる受動式が大部分で、それすらも通信回線の老朽化による感度不良で雑音が聞こえるなど、通話状態は決して良くない。

自動交換式電話

自動交換式とは、ダイヤルすると自動的に話したい相手に繋がる方式。我々が普段使う電話でいちいち交換手を必要としない。日本の電話は現在全て自動交換式になっている。

手動交換式電話

手動交換式とは、まず電話機の電鈴ボタンを押し、次に受話器を取り電話交換局を呼び出し、そこで相手の電話番号を告げ呼び出してもらうという方式。日本も関東大震災以前は全てこの方式でした。

公衆電話の料金

公衆電話は10チョン硬貨を投入すると3分間使うことができるが、公衆電話に電話帳が備えられておらず、相手の電話番号が分からない場合は128番(市内自動電話番号案内、日本の104番に相当)に問い合わせる。

個人電話

一方、個人電話は初級党秘書以上の党・政府幹部や特級企業所の支配人、あるいは富裕な華僑や在日朝鮮人帰国者等の特定階層に限って保有されているため、身分を誇示するステータス的な象徴となっている。平壌の場合、個人電話は平壌電話局に申請者の職場・職位、設置理由、自己負担の有無等を「家電話申請書」に記載して申し込むが、取付費として電話1台当たり42ウォンと所要資材費を負担しなければならず、更に毎月基本料金(14ウォン20チョン)と通話料金を支払う必要がある。(2001年の価格)

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