北朝鮮の温泉と薬用鉱泉

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北朝鮮の温泉

朝鮮には半島の地質的特性から、北半部に温泉や薬用鉱泉が多く存在する。以前は全国に34の鉱泉しか知られていなかったが、今日では探査技術及び掘削技術の進展に伴い北朝鮮では92の薬用鉱泉地と50の温泉地、あわせて142の鉱泉地が開発されている。

温泉

温泉は主に海岸地帯に、薬用鉱泉は内陸地方に分布している。有名な温泉は、鏡城、温堡、竜岡、陽徳、外金剛、信川、石湯、雲山、達泉、松禾、甕津、白川、元興、吉州、細川、松興、蘆灘、葛山、儒城、東莱などの温泉である。そのほとんどは重ソウ泉(鏡城、温堡など)と食塩泉(仁興律など)であり、ボウ硝重ソウ泉や硫酸塩泉もある。一部の温泉はガス、とくにラドンや硫化水素を多分に含んでいる。

温泉の温度は平均35~78℃で、最高105℃のものもある。このように温度も高く、水量も豊かである。

薬用鉱泉

主な薬用鉱泉としては、三防、昌城、江西、玉壷洞、光明、外貴、砧橋、大同鉱泉などがあげられる。そのほとんどは含食塩土類泉(江西、光明)、ミョウバン鉄泉(古坊山、松鶴)であるが、遊離炭酸ガスが多分に含まれている。侍中湖など40余か所の鉱泥土は治療用として広く利用されている。

温泉地や薬用鉱泉地では療養利用と、勤労者の健康増進に利用されている。高温で水量の多い所では暖房、温室栽培、細菌培養に、また工業用水として広く使われており、ミネラルウォーターは加工して供給されている。

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