北朝鮮の教育 – 共産主義的人間に教育

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北朝鮮の教育機関

幼児教育

教育期間としては、まず就学前の2年制幼稚園がある。ここには4歳から5歳までの幼児教育が行われ、高級班は1年間の就学準備教育を義務化している。

初等教育

初等教育機関は幼稚園を終えた子供たちのための4年制人民学校である。中等教育機関には6年制高等中学校があり、生徒たちはこの過程で革命的世界観の骨組みをつくり、高次の中等一般知識と基本的技術を身につける。ここまでが11年制義務教育である。

高等教育

高等教育機関は2~3年制高等専門学校、3~4年制単科大学、4~6年制大学の3種類からなり、義務教育を受けた青少年たちを入学させて、人民経済各部門の現場技術幹部、専門家、技術者に育てている。また大学卒業後、教育および科学部門の中核幹部候補を育成する研究院や博士院(2~4年)がある。

共産主義的人間に教育

北朝鮮では、全社会インテリ化の目標を掲げている。全社会のインテリ化とは、社会の全構成員を労働者階級化したうえで、その文化・技術水準を大学終了程度に高め、全面的に発達した共産主義的人間につくることを意味する。そのためにはすべての勤労者の文化・技術水準を高等中学終了程度に高め、もれなく高等教育体系に網羅するため、高等教育機関の増設と併せて、働きながら学ぶ教育体系の拡充に力が注がれてきた。

工場大学

朝鮮では、実生活によって優位性が確証された工場大学のような教育形態の発展に、深い関心が向けられている。工場大学は、教育内容にたいする中央の統一的指導のもとに、当該工場によって運営される。支配人が学長を兼ね、工場内の有能な技術者、専門家が教員を兼任するほか専任教員もおき、学生の実験・実習条件は一切工場が保障している。工場大学では、学生が生産に従事している実情から理論教育に重きをおき、理論と実践を有機的に結びつけている。

主な工場、企業所、産業地区に多くの工場大学を設ける一方、大規模の近代的な共同農場や水産事業所で農場大学、漁場大学を運営し、テレビ放送大学も開設する措置がとられた。同時に各大学の通信・定時制教育体系も強化されている。

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